砧公園『花々のお便り』№3が届きました!
■砧公園KPAで活動されている山本恭子さんより、砧公園『花々のお便り』№3が届きました!御覧ください。
■エスコルチア(花菱草・カリフォルニアポピー) (5/1撮影)
アメリカ、カリフォルニアの州の花だそうです。太陽が昇ると花開き、日が沈むと花を閉じます。明るい太陽の恵みを受けて健やかに育った乙女のような印象です。一方、明治45年与謝野晶子がフランスで「ああ皐月 仏蘭西の野は火の色す 君も雛罌栗 われも雛罌栗」と詠んだ「雛罌栗(コクリコ)」とはヒナゲシ(ポピー)のこと。車窓から眺めると真っ赤なポピーが一面に広がっていたようです。夫との再会の喜びを燃えるような赤色に託した情熱的な歌ですね。
■ジャーマンアイリス 虹の花と呼ばれるように色とりどりの花があるようですが、砧公園のは上記2色です。例年イチハツが名の通りアヤメ科の中で一番早く咲くのですが今年はまだ1輪しか咲いていません。濃い青紫がとてもきれいなのですが・・・。
■カモミール(ジャーマン種)
カモミールの名はギリシャ語の「大地のリンゴ」に由来しているとのこと。花はリンゴのような甘い香りがします。ジャーマン種とローマン種の違いはジャーマン種の方が花の中央部の黄色い花托が突起しています。また、茎葉にも香りがあるのはローマン種。ローマン種はやや苦みがあるので主にアロマセラピーに利用され、苦みのないジャーマン種はハーブティーに使用されています。
■ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)
(ナンジャモンジャの木)
モクセイ科
「ナンジャモンジャ」はその地方に珍しい樹種や巨木をさす呼称。「一つ葉タゴ」はトネリコ(タゴ)に似ているがトネリコが複葉なのに対し単葉であることから。
枝先に白い花を咲かせ、満開時には全体に雪が降り積もったように見える。写真は満開少し前。
■白いシラン(紫蘭)
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