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  • 執筆者の写真nhama330

本科野菜講師の柳川武夫先生よりお便りが届きました

グリーンアカデミー本科野菜講師 柳川武夫


野菜作りは、二十四節気のひとつ立春からスタートです。旧暦ではこの日が1年の初めとされていたため、この日が起点になっています。立春以降で、日本海に低気圧があり、始めて吹く強い南風が春一番です。春一番の便りが届き、季節が冬から春へと進行します。また、太平洋側では、それまで乾燥した空気から解放されて、雨の日が増えますので、フキノトウやツクシが活動を始め芽だしですね。野山でフキノトウなどを確認したら春夏野菜の種まきスタートです。私も、ナスやピーマンは啓蟄のころより、トマトやキュウリ・カボチャそして、ニンジン・大根・小松菜などの種をまきは、フキノトウやツクシを家の周りで採取して、味わってから種まきをしますが、立春から数えて八十八夜までは遅霜に注意し、着実に近づいてくる茶摘みまで、防寒対策をお願いします。

現在は、天気予報などを利用して、農事工程を決めていく方が多いと思いますが、梅や桜の開花は天候に敏感に左右されますが、自然の中で生きる植物ならではの情報を持っていますので、その年の梅や桜の開花日から、自分で気象を予測して、自然を身近に感じ楽しんでください。楽しむ菜園作りにきっとなりますので。









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