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  • 執筆者の写真nhama330

教養科目から公募「一線展」へ

雅「Ga」美「bi」絵画会では、去る10月16日から一週間ほど上野・東京都美術館で行われた「第71回一線美術展」に9名が出展・応募し全員の作品が掲出されました。コロナ禍でありましたが、多くの校友の皆様にご足労いただき作品を鑑賞していただいたことに感謝申しあげます。

 雅美絵画会は、もともと教養科目「絵画B」を受講していた一生徒の言葉「大きな絵を描いてみたい」を受けて、当時担当であった平野雅子先生のご指導の下取り組み、描いた以上「公募展に出品したら」の先生の薦めに応じて出展し入選したことを契機に、この志を引き継ぎさらに絵画の勉強を続けるために「絵画B同好会」として結成し、近頃「雅美絵画会」に改名されたものです。

 月2回、それぞれの課題に沿って絵画の制作活動をしておりますが、応募する方の作品の制作は、5月ごろから構想し始め、7月から9月中旬の仕上げを目標に各人が取り組みますが、この間先生のご指導を5回程度受けております。

 出展する「一線展」を主宰する一線美術会は、昭和25年に戦後の美術運動の中で生まれた団体の一つであり、幾多の変遷を経て現在では、主に関西以北の220名余が参加活動する伝統と歴史のある美術家集団です。

 過去、教養科目「絵画」の先生が、この会所属であったことなどにより、多数のGAのOBが出展しており、中核で活躍している方も多くいらっしゃいます。

 今年の雅美絵画会からの出展の特徴は、5年目を迎えて、初めて100号に挑戦した方が3名、シニア世代に相応しいテーマ作品が多かったことです。

 来年も、さらに上達した絵をお見せしたいと思っています。

 最後に、残念であったことは、「大きい絵を描いてみたい」と最初に言ったGA校友会長で当会代表でもあった、不慮の死を遂げた寺島和彦さんの絵が掲げられなかったことです。あのユニークな水彩画の完成作品に上野でお目にかかれたかった。途中まで制作をご一緒したので、さみしさひとしおです。

筆:雅美絵画会世話人:岩崎和男(41期)

★当会では一緒に絵に取り組む仲間を募集しております。

第71回一線展出展作品は、校友会HP「ギャラリー」に掲載されています。








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